ガイドさんが喋り倒す。
このガイドさん、とにかく早口でペラペラと日本語を話すのだが、一方的な日本語しか話していないためか、長年仕事で日本語に携わっている割にはめちゃくちゃ発音が悪く聞き取るのが大変だった。ぼーと聞いていると韓国語しゃべっているように聞こえる。
ガイドさんの長い説明が終わり、さて中を見学しようと思うも「トイレ行ってすぐバスに戻って来てくださいネエー。すぐ出発しますネエー」
仕方なくトイレを済ませバスに戻る。
次は昼食だそうだ。忙しいツアーだ。
プルコギの店に到着。
席に着くとプルコギは煮えきっていていた。
しかしこれを残念に思ってはならない。このツアーの参加目的は何か?
我々は美食ツアーに参加しているわけではないのだ。南北分断の地を体で感じることが目的だ。
そう、このプルコギ屋は、我々の目的を最優先すべく、我々の貴重な時間を1分たりとも無駄に使わせまいと、あらかじめプルコギの具材を煮込んでおいてくれたのだ。おかげで席に着いた瞬間プルコギを食すことが出来た。これぞ真のおもてなしである。
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