2014年10月16日木曜日

板門店ツアー③ 国境付近で出会った仔猫

プルコギを食べ終え外に出ると、真っ黒な仔猫がいた。
仔猫は警戒心が強い子が多いのだが、この子はゴロゴロ喉を鳴らしながら足にスリスリしてきた。
か、かわいい…連れて帰りたいほどだ。(大の猫好き。現在猫3匹飼っている。)
しかし国境だとかなんだとか人間の世界はややこしいのだ。猫にはそんなもの関係ないのにね。

人間は一体何をやっているのだろう?くだらないことに拘り、とらわれ過ぎて、地続きなのに鉄柵線のあちら側に行くことも出来ないなんて。人間は本当に愚かな生き物だ。

...と仔猫に言われている気がした。


先ほどまで不機嫌だった同じツアーに参加している高校生たちも仔猫のところに集まってきてキャーキャー騒いでいる。どうやら先ほどまでの不機嫌は空腹によるものだったらしい。

「修学旅行?にしては人数少ないね?」
「田舎じゃけん!一学年これだけなんです。」
なるほど。

ガイドさんに急かされバスに乗り込む。


0 件のコメント: